どうも、「夫婦は他人」のプー太(夫)とプー子(妻)です。
私たちは夜な夜な、食卓に録音機を置いて、テーマに沿って、仲良し夫婦が本音をしゃべっています。私たち夫婦のリアルの会話。台本なし、創作なし、やらせなし。
夫婦仲・人間関係でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
(録音 02:15)は「録音開始から2分15秒に飛び出した発言」のしるし。——今日も、時刻つきの証拠つきでお届けします。
夫婦のルールについて話した結果、二人の答えは「ルールないかもしれないね」「思ってみるとないかもね」でした(録音 04:38・04:42)。
話し始めてすぐ、夫は「ルール、ルールというルールは、何だろう?」(録音 00:30)と言いました。妻の答えは、決めたルールはない、でも少しだけある、でした。
妻「ないけど、なんかある程度やる優先順位みたいなのが決まってるね。たぶん。」(録音 00:43)
妻「運転だったらあなたがメインとかさ。料理だったら私がメインとかさ。」(録音 00:49)
妻「でもそれをなんつーの、マストとしてないよね別に。」(録音 00:55)
ところが、「ない」と言ったあとから、”ルールと言えばルール”が次々に出てきました。 帰りの連絡。LINEの既読。緊急のときの電話。そして、これだけは守ってほしいこと。
この日いちばん長く書くのは、最後に二人がそろって口にした言葉のところです。夫は「相手を縛らないで」、妻は「相手を縛るルールは作らない」(録音 20:16・20:27)。我が家のルールは、相手を縛るルールを作らないこと、でした。
なお、夫婦のルール(お金以外)を口に出して決めているかを、全般的に聞いた調査は見つけられませんでした。 家事分担など、ひとつのことに絞った調査はあるので、その数字は本文の中で添えます。
お金のルールについては、別の日に話しています。今回はそれ以外の、生活のルールの話です。→ 夫婦のお金のルール
※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!
よくあるお悩み/うちの答え
- ① 帰りが遅くなるとき、連絡は?:連絡はしています。ただ、夫は「必ず連絡しなさい、みたいな言われたこともない」、妻は「多分言ったと思うよ」。頼んだかどうかで、言い分が食い違いました
- ② 連絡の返し方。すぐ返す? 既読のままでいい?:既読でいい、で二人ともそろいました。そのうえで妻は、夫が寂しいかなと思ってスタンプを返していました。緊急のときは電話にしよう、となっています
- ③ 相手に「これだけは守ってほしい」ルールは?:浮気をしないこと、くらいでした。妻は「それすらも大丈夫だとは思ってるけど」
そして、3つを通しての結論は 「うちのルールは、相手を縛るルールを作らないこと」 →【夫婦は他人。だから、二人で楽しく過ごせるルールを、二人で作ります。】
お悩み① 帰りが遅くなるとき、連絡は?
うちの答え
連絡はしています。ただ、夫は「必ず連絡しなさい、みたいな言われたこともない」、妻は「多分言ったと思うよ」。頼んだかどうかで、言い分が食い違いました。
そのときのやりとり
夫「帰る時に必ず連絡しなさい みたいな言われたこともないけど」(録音 02:15)
妻「多分言ったと思うよしてよって」(録音 02:19)
私たちの論点
この話を出したのは妻でした。「ルールはない」と言ったすぐあとです。
妻「あとは細かいところで言うと ルールではないけど」(録音 01:46)
妻「帰りの時間を教えてくれるとかじゃない」(録音 01:50)
妻「何分の駅に着く電車に乗りますとか」(録音 01:53)
妻「それもだからルールと言えばルールなんです」(録音 02:09)
夫は、帰りの電車を知らせています。 ところが夫のほうは、それを頼まれた覚えがありませんでした。妻は、頼んだと思っていました。帰る時間が分かれば、家でお風呂を沸かしておけるから、というのが妻の言い分です。
連絡しているのに、「沸かし忘れた」
ここで夫が言い返しました。連絡しても、沸かしていない時も多い、と。
夫「俺何のために連絡してんだろう みたいな」(録音 02:28)
夫「沸かし忘れた みたいな」(録音 02:30)
夫「じゃあ俺が送ってるあれは何なの みたいな」(録音 02:32)
妻の返事は、あっさりしていました。
妻「そうそうそう別にね 飯の準備をするわけでもないんだよね」(録音 02:37)
妻「最近に関しては」(録音 02:44)
沸いていない日があっても、夫は連絡を続けています。
よその家なら、どうなるか
妻は、ここで話をよその家に広げました。
妻「急にご飯作って待ってたのに、みたいなのとかないわけじゃん。」(録音 04:16)
妻「そういうことがある家では、早めに言ってとかさ。」(録音 04:21)
うちは、夫が飲みに行くこともしないので、当日になって「ご飯いらない」ということがありません。
国立社会保障・人口問題研究所の第7回全国家庭動向調査(2022年・妻が回答した4,100人分)では、「その日の帰宅時間や週の予定などを話す」ことが「よくある」「ときどきある」と答えた妻は79.6%(「よくある」だけで53.6%)でした。これは「話すことがあるか」を聞いた数字で、ルールとして決めているかどうかではありません。
だから、この答えになりました
帰りの連絡は、うちにもありました。ただ、それがどちらの言葉で始まったのかは、食い違っていました。 言ったと思っているほうと、言われた覚えのないほう。それでも連絡は続いています。
お悩み② 連絡の返し方。すぐ返す? 既読のままでいい?
うちの答え
既読でいい、で二人ともそろいました。そのうえで妻は、夫が寂しいかなと思ってスタンプを返していました。緊急のときは電話にしよう、となっています。
そのときのやりとり
妻「私はどちらかというと既読のままでいい派です」(録音 04:57)
夫「既読だからね」(録音 05:04)
私たちの論点
既読が付けば、見たことは分かる。夫は、それで足りるという考えでした。妻も同じ考えです。ただ妻は、それでも返していました。
妻「だからなんか、でも一応あなたが寂しいかなと思って」(録音 05:07)
妻「スタンプを返してる」(録音 05:11)
既読でいい派の妻が、スタンプを返す理由は、夫のためでした。 妻が心配になるのは、返事がないときではなく、既読が付かないときです。
妻「だから既読になってないと」(録音 05:20)
妻「ちょっと心配になるときもある」(録音 05:22)
夫は「内容による」
夫「うん、だからその内容によるじゃん」(録音 05:26)
夫「どうでもいいくだらない内容なのかによって違うでしょ」(録音 05:35)
返事がほしいかと聞かれた妻の答えは、これでした。
妻「別にいいかな 私欲しいと思わないし」(録音 05:53)
夫「サバサバしてますからね お互いそんなに」(録音 06:00)
うちでも、携帯を見られない時間があります。夫も「返せない場合も多々ある」と言っていました(録音 06:36)。
緊急のときだけは、電話
子どものことで心配な連絡をしたときは、妻は返してくれる、と夫。妻はこう答えました。
妻「うん、返す返す。だし、あまりにも緊急のやつ電話来るしね。」(録音 07:18)
夫「そう、緊急のやつはね、電話にお互いしようっていうようになってるから、」(録音 07:21)
ふだんは既読でいい。急ぐときは電話。 夫の言い方では、電話に「お互いしようっていうようになってる」。ここは妻の言い分もそろっていました。
LINEヤフーが2025年11月に既婚男女1,056人に聞いた調査では、夫婦の連絡にLINEを使う人のうち、やり取りが「毎日」の人は57.9%。約4人に1人に「2人ならではの”お決まりのやり取り”」がある、という結果でした。既読や返信の速さを夫婦に聞いた調査は、見つけられませんでした。
だから、この答えになりました
妻は、既読の話をこうまとめました。「そこはないっすね。ルールないね。」(録音 06:30)既読でいい、は決めたルールではありませんでした。 そのうえで妻は、夫のぶんを考えてスタンプを返していました。
お悩み③ 相手に「これだけは守ってほしい」ルールは?
うちの答え
浮気をしないこと、くらいでした。妻は「それすらも大丈夫だとは思ってるけど」。
そのときのやりとり
妻「そうだね あとはそれすらも大丈夫だとは思ってるけど」(録音 11:24)
妻「あとは変に変なことはしなそうなんで 浮気はダメだね」(録音 11:33)
私たちの論点
「これだけは守ってほしい」と聞かれて、出てきた答えは「浮気をしない」でした。夫が続けたのは、浮気を許せる人の話です。
夫「許せる人すごいなぁと思う」(録音 11:46)
そのひとつも、妻は心配していませんでした。
「仲の良い夫婦」と言っても、信じてもらえない
話の流れで、夫がこう言いました。
夫「私たちはたぶんかなり仲の良い夫婦だと思う」(録音 12:55)
妻「そうだね仲の良い夫婦だね」(録音 13:00)
ところが妻には、それを外で話しにくい事情がありました。
妻「私はでも信用されない、あんま」(録音 13:21)
妻「友達とかにも話せなくなって」(録音 13:25)
夫が、そんな夫婦がいるのかと思われるのか、と聞くと、妻はこう答えました。
妻「そうそうそうそう」(録音 13:31)
仲がいいと話しても、友だちに信じてもらえない。 だから妻は、あまり話さなくなっていました。
だから、この答えになりました
守ってほしいルールは、浮気をしないこと。 そのひとつさえ、妻は「大丈夫だとは思ってる」と言いました(録音 11:24)。
3つを通しての結論
夫が言い出したのは「相手を縛るルール」のことでした
ルールの話をひと通りしたあと、夫が、ルールそのものについての考えを話し始めました。
夫「今日は話してて思ったのが」(録音 13:49)
夫「ルールを作るのはいいと思うの」(録音 13:53)
夫「俺は夫婦間とかカップル間とかでも」(録音 13:57)
夫「ただ相手を縛るルールじゃなくて」(録音 14:02)
夫「自分たちが楽しく過ごせるようなルールを」(録音 14:07)
夫「2人で作る方がいいなっていうふうに」(録音 14:12)
夫が言う「相手を縛るルール」は、たとえばこういうものです。
夫「ゴミ捨てはあなたねとかさ」(録音 14:31)
夫「風呂掃除はあなたね」(録音 14:33)
夫「相手にやれという」(録音 14:38)
夫「強要をするルールみたいな」(録音 14:40)
一条工務店が2024年に共働きの既婚男女673人に聞いた調査では、家事分担のルールを「決めている」のは27.8%でした。家事の分担に限っても、決めていない人のほうが多い、という数字です。
妻「じゃ逆にさ、自分がやるよっていうルールにしたらいいってこと?」
妻「じゃ逆にさ自分がやるよっていう」(録音 14:42)
妻「ルールにしたらいいってこと?」(録音 14:44)
夫の答えは、うちのやり方でした。
夫「できるほうがやる」(録音 14:52)
夫「気になるほうがやる」(録音 14:56)
夫「とかそれがある意味ルールじゃん」(録音 14:58)
妻も、言い方を変えただけかもしれない、と受けたうえで、うちの実際を言いました。
妻「例えば言い方を変えただけかもしれないけど」(録音 15:06)
妻「あなたに洗濯をやれとは言ってないんで」(録音 15:08)
夫「俺はやりたくてやってるわけじゃん」(録音 15:17)
夫「そこに相手を強制しようとするルールを作ると仲が悪くなるよっていうふうに思う」(録音 15:19)
夫には、家事はもともと自分がやるもの、という考えもあります。その話はこちらに書いています。→ 「やってよ」と言わない夫婦の話
妻の反論「じゃあ例えばメールを返さないみたいなことは?」
ここで、妻が夫の話に待ったをかけました。
妻「じゃあ例えばメールを返さないみたいなことはどうしたらいいわけ?」(録音 15:27)
妻「いやでもほらほら連絡がないと」(録音 15:44)
妻「ご飯の時間になっても帰ってこないとか」(録音 15:47)
妻「っていうことがあるから生まれるわけじゃない」(録音 15:51)
縛るルールはいらない。でも、連絡が来ない家ではどうするのか。 夫の答えは、こうでした。
夫「気になるんだったら送ればいいじゃん」(録音 15:58)
夫「今日の帰りは何時くらいになりそうですか」(録音 16:00)
妻「それも返ってこないんじゃない」(録音 16:02)
夫「連絡してくれないんだったら自分で用意してね」(録音 16:11)
妻は、そこで引きませんでした。
妻「それもあなたが言ってることはすごい理想ではあるよ」(録音 16:16)
妻「でもそれはお互い同じマインドでないと やっぱり無理っていう話よね」(録音 16:19)
理想なのは分かる。でも、二人が同じ気持ちでなければ無理。 ここで夫が出したのが、この日の肝でした。
夫「だから2人で作るっていうのが肝じゃん最後」(録音 16:26)
夫「相手を縛るんじゃなくて自分たちが楽しく 過ごせるためのルールを2人で作るといいよねっていう話」(録音 16:29)
夫「話をしなさいよってことよ」(録音 16:37)
夫「それを一方的に作るんじゃなくて」(録音 16:39)
片方が決めて、片方に守らせるのではない。二人で話して作る。 妻の「同じマインドでないと無理」への答えは、「だから二人で作る」でした。
夫が「楽しく過ごせるルール」の例に挙げたのは、掃除をしたら自分から「褒めてください」と言いに行く、といううちのやり方でした。その話はこちらです。→ 「ありがとう」を言ってくれない夫・妻へ
「縛られてないね、お互い。」
夫に、うちに相手を縛るルールはあるかと聞かれて、妻はこう答えました。
妻「縛られてないね、お互い。」(録音 18:08)
夫「だから、自由じゃん。」(録音 18:10)
妻が挙げた例は、運転でした。
妻「運転だってあなたが眠ければ」(録音 18:16)
妻「眠いって言って私が運転するもんね」(録音 18:18)
夫「俺は運転が好きだからね」(録音 18:26)
運転は夫がメイン。でも、眠いときは妻が代わる。
妻「ルールを作らないのがいいのかもしれないね」(録音 18:37)
締めの一言は、二人とも「縛る」でした
最後に「うちのルールを、ひとことで言うと」と聞かれて、二人はこう答えました。
夫「相手を縛らないで2人で楽しく過ごせる ルールづくりをしましょう」(録音 20:16)
妻「相手を縛るルールは作らない」(録音 20:27)
妻「でもお互い2人で生活していく上で 楽しめるような考え方とか」(録音 20:32)
妻「ルールを作らないのがルールなんじゃない その考え方に関してはさ」(録音 20:48)
夫は、ひとことで言い直しました。
夫「何がルール?どこをルールというかあれだけどね まあ要はできる方がやるがルールって言っちゃう」(録音 20:59)
妻「あ、相手を縛るルールを作らない ハピネスってことかな」(録音 21:05)
二人とも、最後に選んだ言葉は「縛る」でした。 夫は「縛らないで」、妻は「縛るルールは作らない」。
縛らない、は、我慢する、ではありません
ただし夫は、ここで一言足しています。
夫「かといってなんか嫌なことを我慢するわけではなくてそれをちゃんと言うんだよ」(録音 21:25)
妻の言い方は、こうでした。
妻「最低限はやっぱりあるよね 自分たちの中でなんかこれは」(録音 22:04)
妻「しちゃいけないとか しちゃいけないでもこれをやってくれたら嬉しいなの方が強いかな」(録音 22:12)
「してはいけない」より、「してくれたら嬉しい」。 最低限の線はある。でも、うちで強いのは、嬉しいほうでした。
夫「そういう思いとか考えをね、共有した方がいいと思うんだよ」(録音 22:54)
妻「恥ずかしがらずに言った方がいいね」(録音 23:04)
まとめ
- ① 帰りの連絡は、している。 ただ、夫は「必ず連絡しなさい、みたいな言われたこともない」、妻は「多分言ったと思うよ」(録音 02:15・02:19)。始まりの覚えが、二人で食い違っていました
- ② 既読でいい、で二人ともそろいました(録音 04:57・05:04)。そのうえで妻は、夫が寂しいかなと思ってスタンプを返していました(録音 05:07・05:11)。緊急のときは電話です(録音 07:21)
- ③ 守ってほしいのは、浮気をしないこと。 妻は「それすらも大丈夫だとは思ってるけど」(録音 11:24)
- ④ 夫「ただ相手を縛るルールじゃなくて」「自分たちが楽しく過ごせるようなルールを」「2人で作る方がいいなっていうふうに」(録音 14:02・14:07・14:12)。妻「お互い同じマインドでないとやっぱり無理」(録音 16:19)。夫「だから2人で作るっていうのが肝じゃん最後」(録音 16:26)
- 締めは二人とも「縛る」でした。 夫「相手を縛らないで」、妻「相手を縛るルールは作らない」(録音 20:16・20:27)
今日の行動をひとつ
「うちのルールって、何かある?」と、二人で一度話してみてください。
帰りの連絡のように、片方は「言った」、片方は「言われていない」と思っているものが出てくるかもしれません。 そこから先は、夫いわく「話をしなさいよってことよ」(録音 16:37)。決めるときは、妻の言う「これをやってくれたら嬉しいな」(録音 22:12)の言い方で。
夫婦は他人。だから、二人で楽しく過ごせるルールを、二人で作ります。
※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!
→ 妻が、夫のいいところを1本にまとめました。
言っても変わらない妻に、夫がしたこと。相手を変えない捉え方(有料note・300円)はこちら → https://note.com/fufuhatanin/n/n24558fdb8b8a
→ うちが食卓で話してきたお題を、42問にまとめました。
改めて知る、パートナーの価値観。夫婦で話すお題42問(有料note・300円)はこちら → https://note.com/fufuhatanin/n/nc0f0f5348a26


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