どうも、「夫婦は他人」のプー太(夫)とプー子(妻)です。
私たちは夜な夜な、食卓に録音機を置いて、テーマに沿って、仲良し夫婦が本音をしゃべっています。私たち夫婦のリアルの会話。台本なし、創作なし、やらせなし。
夫婦仲・人間関係でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
(録音 06:02)は「録音開始から6分2秒に飛び出した発言」のしるし。——今日も、時刻つきの証拠つきでお届けします。
ケンカの仲直りについて話した結果、二人の答えは「謝ってきたら済ませてあげないと」「謝ってきたらもう終わりにしましょうっていうことだね」でした(録音 21:19・21:25)。
仲直りは、いつも自分から。
相手からは謝ってこない。
それが悔しい、というお悩みです。
「先に謝るのは負けだと思う?」と聞かれて、夫は、負けではなく勝ちだと答えました。
夫「そこを素直に謝れるほうが勝ちですよ」(録音 06:02)
ただ、話していくうちに、夫と妻で食い違うところが出てきました。
「終わりにする」の中身が、二人で違っていたのです。
夫は、表ではすぐ戻るのに、心の中ではしばらくくすぶっている。
妻は、怒りがそもそも続かない。
妻は、夫がくすぶっていることを、話してみるまで知りませんでした。
今回は、その食い違いのところを長めに書きます。
※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!
よくあるお悩み/うちの答え
- ① ケンカのあと、どっちから謝ることが多い?:妻は、悪いなと思ったことは先に謝るようにしている気がする。夫は、強く言っちゃったほうが謝る。どちらも、悪いほうが謝る、でした
- ② 謝るとき、なんて言う?:妻は、まず謝る。伝えたいことは、謝ったあとに伝える。
- ③ 先に謝るのは、負け?:夫の答えは、負けではなく勝ち。妻は「でも自分が悪い時はでしょ?」と、条件をつけました
- ④ 仲直りまで、どれくらいかかる?:ここで食い違いました。夫は、表ではすぐ戻り、心の中でくすぶる。妻は、怒りが続かない
- ⑤ 「もう終わりにしよう」の合図はある?:合図はない、でそろいました。謝ったら、それでおしまいです
そして、5つを通しての結論は 「どっちが先か、じゃない。謝ってきたら、それで終わりにする」 →【夫婦は他人。だから、謝ってきたら、それで終わりにします。】
お悩み① ケンカのあと、どっちから謝ることが多い?
うちの答え
妻は、悪いなと思ったことは先に謝るようにしている気がする。
夫は、強く言っちゃったほうが謝る。
どちらも、悪いほうが謝る、でした。
そのときのやりとり
妻「なんかやっぱり悪いなぁと思ったことは」(録音 00:38)
妻「私はね、先に謝るようにはしてる気がするけど」(録音 00:46)
妻「あなたがどう捉えてるかわかんないけど」(録音 00:50)
夫は、強く言っちゃったとか、そういうことをしたほうが謝るかな、と答えました。
私たちの論点
先に言ってしまうと、うちはケンカそのものが少ない夫婦です。
夫「まあ、ほんと喧嘩が少ないなぁ」(録音 00:58)
うちのケンカの少なさは、家のことを「どっちがやる?」で答え合わせした日にも話しています。
→ うちでは「どっちがやる?」10問に、夫婦で答えてみた
ここで夫が、根っこのところを聞きました。
夫「でもさ自分が悪いと思ってんだったら 喧嘩にならなくない」(録音 01:26)
妻「でもほらさちょっとさ 思ってもないこと言っちゃうとか」(録音 01:32)
妻が挙げたのは、夫婦というより子どもに対しての話でした。
妻「ちょっと怒りすぎちゃったとかさ」(録音 01:44)
妻「ここまで言わなくていいのに」(録音 01:46)
妻「言っちゃうとかさ」(録音 01:48)
そして、もうひとつ。
妻「そう、あとなんか正論を」(録音 01:52)
妻「ぶつけすぎてしまうっていう」(録音 01:54)
夫「人は正論を」(録音 01:57)
夫「言われると怒るからね」(録音 01:59)
思ってもいないことを、つい言ってしまうことはある。
正しいことでも、ぶつけすぎれば相手は怒る。
謝る場面は、そこから生まれていました。
第一生命経済研究所が2006年に、夫婦ゲンカを「よくする」「時々はする」と答えた既婚の男女402人に聞いた調査では、仲直りで先に謝るのは「夫から」が30.7%、「妻から」が13.4%でした。
20年前の調査です。
謝るほうが、どちらかに偏っている家もある、という数字です。
だから、この答えになりました
うちでは、どっちが多いか、という答えは出ませんでした。
謝るのは、悪いと思ったほう、言い過ぎたほう。
それが、二人の答えでした。
お悩み② 謝るとき、なんて言う?
うちの答え
妻は、まず謝る。
伝えたいことは、謝ったあとに伝える。
夫の言い方を、妻が答えました。
そのときのやりとり
妻「まず謝るか」(録音 05:33)
妻「まず謝った上で 伝えたいことがあれば伝える」(録音 05:34)
私たちの論点
夫の言い方は、昨日はごめんね、言い過ぎちゃってごめんね、というものでした。
これを聞いた妻の返事です。
妻「なんかそれちょっと聞いたことある気がする」(録音 05:44)
妻「昨日はごめんね言い過ぎちゃってごめんね」(録音 05:48)
夫の決まり文句を、妻は覚えていました。
ジブラルタ生命が2025年に、既婚の男女4,700人に聞いた調査では、配偶者に「ごめんね」を1か月に1回も言わない人が23.5%でした。
約4人に1人です。
ちなみに夫には、「ありがとう」と言うべき場面で、つい「ごめんね」と言ってしまうくせもあります。
その話はこちらに書いています。
→ 「ありがとう」を言ってくれない夫・妻へ
だから、この答えになりました
言い方は、特別なものではありませんでした。
夫の言い方は「昨日はごめんね」。
妻が「聞いたことある気がする」と言うくらい、夫はいつもの言葉で謝っていました。
お悩み③ 先に謝るのは、負け?
うちの答え
夫の答えは、負けではなく勝ち。
妻は「でも自分が悪い時はでしょ?」と、条件をつけました。
そのときのやりとり
夫「そこを素直に謝れるほうが勝ちですよ」(録音 06:02)
妻「でも自分が悪い時はでしょ?」(録音 06:06)
私たちの論点
妻の「自分が悪い時は」に、夫はこう続けました。
夫「なんか本当に」(録音 06:10)
夫「譲れない内容になったらあれだけど」(録音 06:12)
夫「別に大したことねんだよいつも」(録音 06:15)
妻は、そこは家によると言いました。
妻「それは人それぞれじゃん」(録音 06:18)
妻「うちの夫婦に限ってはそうでしょ」(録音 06:20)
たとえば妻が高い壺を買ってきたら、それはケンカになる、と二人で笑いました。
妻「なんかわけわかんない理由とかでさ 買っちゃったりしたら怒るじゃん」(録音 06:36)
譲れないことなら、話は別。
でも、うちのケンカの多くは「大したことない」ことでした。
明治安田生命が2021年に、既婚の男女1,620人に「配偶者から言われたい一言」を聞いた調査では、「ごめんなさい」を選んだ人は、夫婦円満だと答えた人で1.1%、円満ではないと答えた人で13.6%でした。
仲がうまくいっていないと答えた人ほど、「ごめんなさい」を言われたい一言に選んでいた、という数字です。
だから、この答えになりました
夫にとって、先に謝るのは負けではありませんでした。
大したことのないケンカなら、素直に謝れるほうが勝ち。
妻の条件は「自分が悪い時は」でした。
お悩み④ 仲直りまで、どれくらいかかる?
うちの答え
ここで食い違いました。
夫は、表ではすぐ戻り、心の中でくすぶる。
妻は、怒りが続かない。
そのときのやりとり
夫「すぐ戻る方だけど 意外と心の中でくすぶってるタイプ」(録音 08:30)
妻の返事は、あ、そう、そうなんだ、でした。
私たちの論点
夫は、表ではすぐ戻す
夫「表面は、もういいっていうふうにするんだけど、」(録音 08:40)
夫「家の空気が悪くなるのもすごい嫌だし、」(録音 08:46)
夫「子供たちにそれを悟られるのも嫌だし、」(録音 08:51)
外にいる間も、そのことを考えてしまうのが嫌だ、とも夫は言いました。
夫「だからなるべく夜に喧嘩があったとしたら 朝には終わらせて基本は行きたい」(録音 09:04)
夫は、この少し前にもこう言っています。
夫「夫婦喧嘩は別にしてもいいけど、子供の前ではしたくないなって。」(録音 07:49)
妻「子供の前でしちゃいけないね。子供もね、傷つくと思うしね。」(録音 08:01)
我が家で夫が表をすぐ戻すのは、家の空気と、子どもたちのためでした。
子どもの前で相手の悪口を言わない話は、こちらにも書いています。
→ 産後に夫婦仲が壊れる? うちの答え
でも、心の中ではくすぶっている
妻「でもくすぶってんだ」(録音 09:14)
夫「くすぶっているしばらくね」(録音 09:16)
夫「俺結構引きずるタイプです」(録音 09:18)
妻「どんぐらい?」(録音 09:19)
妻が1か月くらいかと聞くと、夫の答えはこうでした。
夫「3、4日とかから1週間ぐらいは引きずってるかな」(録音 09:24)
妻「怒ってんの?」(録音 09:27)
夫「可能性はある」(録音 09:28)
妻「可能性はあるって何ですか?」(録音 09:29)
夫いわく、数日から1週間ほど。
そのあいだ、表の夫は、もう普通に戻っています。
妻は、それを知りませんでした。
夫は、そのくすぶりを自分で片づけています。
夫「その時はそれを自分なりに」(録音 09:42)
夫「消化するんだよ」(録音 09:44)
夫「消化したらもう忘れる」(録音 09:48)
夫「そういう性格だから」(録音 09:50)
夫「なんかやっぱり忘れられない部分とかって なんかふと思い出しちゃうときとかってあるじゃん」(録音 10:04)
妻「あるね」(録音 10:10)
妻は、怒りが続かない
妻のほうは、自分は結構忘れてしまう、と言いました。
夫「あなたはそういうふうに羨ましいよ。」(録音 11:49)
妻「3歩歩いたら忘れるみたいな。」(録音 11:51)
夫「いやなこともそうだけど、大事なことも。」(録音 12:06)
話はそのまま、頼んだ買い物を妻が忘れる話に移りました。
学校のいついつまでに何を出す、といったことは、妻はきちんと覚えています。
そこで夫が一言。
夫「俺の頼み事は忘れてもいい頼み事だということですか」(録音 13:42)
嫌なことも、頼まれた買い物も、妻は忘れる。
ケンカの怒りも、同じでした。
妻「私の怒りがまず続いてないから」(録音 15:23)
妻「あなたの怒りが続いてるかもしれないけど」(録音 15:28)
だから、この答えになりました
仲直りまでの時間は、夫と妻で違いました。
表の仲直りは、すぐ。
でも夫いわく、心の中では数日から1週間ほど、くすぶりが残る。
妻の怒りは、その間にもう続いていない。
同じ「仲直り」でも、終わるまでの長さが違っていました。
お悩み⑤ 「もう終わりにしよう」の合図はある?
うちの答え
合図はない、でそろいました。
謝ったら、それでおしまいです。
そのときのやりとり
妻「肩をこうやったら終わろうみたいな」(録音 15:33)
妻「そういうことじゃなくて」(録音 15:35)
夫「お茶を入れたらおしまいとか」(録音 15:50)
夫「そういうあれはないね」(録音 15:53)
妻「ないね」(録音 15:54)
私たちの論点
謝ってきたら、追及しない
夫の答えは、合図ではなく、謝ったら、でした。
夫「謝ったらでしょ」(録音 15:03)
夫は、どっちかが謝ってきたら、と前置きして、こう言いました。
夫「そこを追及することはしないので うちは」(録音 15:15)
妻「しない しないし」(録音 15:20)
妻の考えも、同じ向きでした。
妻「別に二人でいがみ合っててもしょうがないからね」(録音 16:00)
妻「本当に納得いかないんだったら話し合うしかないしね」(録音 16:04)
妻「ぷりぷり怒ってもしょうがないから」(録音 16:08)
「察してください」が、いちばんイラつく
ここで夫が、ケンカのあとのよくある形を挙げました。
夫「察し、またその察しろみたいなのさ」(録音 16:11)
夫「私怒ってるんですけど」(録音 16:14)
夫「察してくださいみたいなのが」(録音 16:15)
夫「よりイラつかせてくるみたいなのだよね」(録音 16:18)
妻「そういうの良くないよね」(録音 16:24)
察しても、察しなくても、結局イラつく、と夫は続けます。
夫「察しないのもイラつくだろうし」(録音 16:25)
夫「察して何か何も言わないで」(録音 16:28)
夫「そそくさと家を出てくとかも」(録音 16:32)
夫「イラつくだろうし」(録音 16:34)
夫「結局イラつくじゃん?何しても」(録音 16:36)
妻「イラつく」(録音 16:39)
夫「だから普通にあやまる」(録音 16:40)
妻「あやまるね」(録音 16:44)
夫「あやまって、それでおしまいというか」(録音 16:45)
合図を待たせるより、普通に謝る。
謝ったら、それでおしまい。
口では、勝てません
夫は、こうも言っています。
夫「多分その喧嘩になっている時点で言いたいことは言ってるはずだから」(録音 16:49)
夫「だとね、やっぱり口では勝てません」(録音 16:55)
夫「妻に」(録音 16:59)
妻「あなたが?」(録音 17:00)
夫は、ここで知り合いの夫婦の話をしました。
夫「あそこも奥様が強めじゃないですか」(録音 17:37)
夫いわく、旦那さんのほうは、おとなしい感じの人です。
その旦那さんが、ケンカのとき、言い返そうとして、やっと絞り出した一言。
それが奥様の逆鱗に触れて、何倍にもなって返ってきた、という話です。
妻が、うちはそんなことないでしょ、と言うと、夫はこう返しました。
夫「いやあったのあるんですよ あるの」(録音 18:58)
妻の返事は、こうでした。
妻「自覚はあの強い嫁っていう 自覚がない私は」(録音 19:08)
妻「強い妻っていう」(録音 19:12)
だから、この答えになりました
うちには、「もう終わりにしよう」の合図はありませんでした。
謝ってきたら、そこを追及しない。
それが、うちの終わらせ方でした。
5つを通しての結論
妻「まあ、どちらかとかじゃないね」
最後に、台本の「うちの答えは、ひとことで言うと」を読み上げて、妻はこう答えました。
妻「まあ、どちらかとかじゃないね」(録音 19:47)
妻「もう、謝る方が謝った方がいいね、これは」(録音 19:51)
夫が続けます。
夫「お互い完璧な人いないからさ あとは」(録音 20:02)
夫は、相手を許してあげることができない人は許されない、と言いました。
妻は、それを今自分も思った、と返しました。
夫は、こう言い直しました。
夫「相手を許してあげられる人が 許してもらえる人になれると思う」(録音 20:18)
妻「そうだね」(録音 20:26)
妻「そう思う」(録音 20:32)
妻「完璧な人間なんていないからね」(録音 20:35)
妻「なんかその方が気持ち的にも楽だ気がする」(録音 20:38)
夫婦喧嘩ぐらい、いいじゃないの
妻は、よそで聞く話も出しました。
妻「あやまって許されることじゃないぞってさ」(録音 20:43)
妻「いう喧嘩とかよく聞くけどさ」(録音 20:46)
夫の答えは、謝って済まないのは、取り返しのつかないことの話だ、というものでした。
そのうえで、二人でこう言いました。
夫「夫婦喧嘩ぐらい」(録音 21:11)
妻「夫婦喧嘩ぐらいね いいじゃないのってね」(録音 21:14)
夫「謝って 済まして謝ってきたら済ませてあげないと」(録音 21:19)
妻「そうだね 謝ってきたらもう終わりにしましょうっていうことだね」(録音 21:25)
どっちが先か、じゃない。
謝ってきたら、それで終わりにする。
いつも自分から謝っていて悔しい、というお悩みへの、うちの答えはこれでした。
まとめ
- ① 謝るのは、悪いと思ったほう、言い過ぎたほう。 妻「私はね、先に謝るようにはしてる気がするけど」(録音 00:46)。そもそもケンカが少ない夫婦でした
- ② まず謝る。 夫の言い方を、妻は覚えていました(録音 05:44・05:48)
- ③ 先に謝るのは、負けではなく勝ち。 夫「そこを素直に謝れるほうが勝ちですよ」(録音 06:02)
- ④ 夫は表ではすぐ戻り、心の中でくすぶる。妻は、怒りが続かない。 夫「すぐ戻る方だけど 意外と心の中でくすぶってるタイプ」(録音 08:30)、妻「私の怒りがまず続いてないから」(録音 15:23)
- ⑤ 合図はない。謝ったら、それでおしまい。 夫「あやまって、それでおしまいというか」(録音 16:45)
- 締めの一言は、許せる人が、許してもらえる。 夫「相手を許してあげられる人が 許してもらえる人になれると思う」(録音 20:18)
今日の行動をひとつ
相手が謝ってきたら、その日は、それで終わりにしてみてください。
蒸し返さない。
「察して」で待たせない。
そして、もし自分がいつも先に謝っているなら、夫の言葉を思い出してください。
夫「そこを素直に謝れるほうが勝ちですよ」(録音 06:02)
もうひとつ。
「仲直りしたあと、まだくすぶってることある?」と、一度聞いてみてください。
うちの妻のように、知らなかったことが出てくるかもしれません。
夫婦は他人。だから、謝ってきたら、それで終わりにします。
※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!
→ 妻が、夫のいいところを1本にまとめました。
言っても変わらない妻に、夫がしたこと。相手を変えない捉え方(有料note・300円)はこちら → https://note.com/fufuhatanin/n/n24558fdb8b8a
→ うちが食卓で話してきたお題を、42問にまとめました。
改めて知る、パートナーの価値観。夫婦で話すお題42問(有料note・300円)はこちら → https://note.com/fufuhatanin/n/nc0f0f5348a26


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