どうも、「夫婦は他人」のプー太(夫)とプー子(妻)です。
私たちは夜な夜な、食卓に録音機を置いて、テーマに沿って、仲良し夫婦が本音をしゃべっています。私たち夫婦のリアルの会話。台本なし、創作なし、やらせなし。
夫婦仲・人間関係でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
(録音 14:37)は「録音開始から14分37秒に飛び出した発言」のしるし。——今日も、時刻つきの証拠つきでお届けします。
夫婦で寝室を分けるのはアリか、を二人で話しました。
夫の答えは、アリ。
妻の答えは、分けたくない。
それなのに話していくうちに、妻は、老後にたまに別の部屋で寝ることを楽しみにし始めました。
我が家は、結婚してからずっと同じ部屋で寝ています。
寂しいから分けたくない、と妻は言いました。
別室で困るのは寂しいぐらい、と夫も言いました。
それでも妻は、別の部屋で寝るのは老後の楽しみでいいんじゃないか、と話します。
一人で何かをしたいわけではなく、非日常を味わいたいのだ、と。
そう話していた妻が、ふと、一人だと寝れないかも、と言い出しました。
妻「なんか寂しくて」(録音 08:56)
夫「分かんないよ、もうぐーすか寝てるそうだけどね」(録音 09:01)
そのあと、子どもたちが全員家を出たら週に1回くらいは別の部屋で寝る日があるかも、テントで寝るみたい、と二人で話がふくらみました。
この回は、そんな話です。
※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!
よくあるお悩み/うちの答え
今回は、寝室についての5つの問いを読み上げて、うちならどうかを話しました。
- ① うちは今、同じ部屋?別の部屋?いつから?:結婚してからずっと同じ部屋。別で寝たのは、出産で入院したときくらい
- ② 分けたい、分けたくないと思ったことは?:夫は、健康のことだけで考えたらアリ。妻は、寂しいから分けたくない
- ③ 別室にすると、何が良くて何が困る?:良いのは健康のこと。困るのは、寂しいことと、部屋が足りないこと
- ④ 別室にすると夫婦仲が悪いと言われるけど、うちは?:仲が悪いとは思わない。家庭の自由でいい
- ⑤ これから先はどうしたい?:しばらくはこのまま。子どもたちが全員家を出たら、週に1回くらいは別の部屋で寝る日があるかも
そして、通しての結論は 「別室は寂しい、と言う我が家。でも妻は、老後のたまの別室を楽しみにしている」 →【夫婦は他人。一人だと寝れないかもと言う妻。でも夫いわく、きっとぐーすか寝ているだろう、と。】
お悩み① うちは同じ部屋? 別の部屋?
うちの答え
我が家は、結婚してからずっと同じ部屋で寝ています。
別で寝たのは、出産で入院したときくらいでした。
そのときのやりとり
最初の問いには、すぐに答えが出ました。
妻「別で寝たことってないよね」(録音 00:42)
夫「出産の時くらいじゃない」(録音 00:45)
妻「結婚してからずっと一緒の部屋で寝てるね」(録音 00:54)
結婚して10年。
その間、ずっと同じ部屋です。
私たちの論点
子供が赤ちゃんのころ、別で寝ようかと考えたことはあった
ずっと同じ部屋とはいえ、妻は、別で寝ることを考えたことがあったそうです。
妻「ちょっとでも考えたことあるけどね。別で寝ようかって。」(録音 01:13)
子どもが赤ちゃんだったころの話です。
夜泣きで、夫が眠れない。
それなら最初のうちだけ別で寝ようか、と妻は考えました。
でも、夜泣きに妻が起きない時もあって、結局そのまま一緒に寝ていました。
世の中では、どうなのか
住宅メーカーの積水ハウス 住生活研究所が、2022年に「夫婦の暮らしに関する調査」をしています。
配偶者と同居している20〜60代の既婚の男女573人への、インターネット調査です。
ふだんの寝方は、こうでした。
- 別々の部屋:34.2%
- 同じ部屋で、別々の寝具:42.1%
- 同じ部屋で、1つの寝具:23.7%
年代で見ると、別々の部屋は、20〜24歳で7.0%、55〜64歳で54.8%でした。
ただし、同じ人を何年も追いかけた調査ではありません。
年をとると別室になる、とまでは、この数字からは言えません。
また、573人は夫婦の組ではなく、一人ひとりの回答です。
我が家は、今も同じ部屋で寝ています。
だから、この答えになりました
結婚してからずっと同じ部屋。
別で寝ようかと考えたのは、赤ちゃんの夜泣きのころでした。
お悩み② 分けたい? 分けたくない?
うちの答え
夫は、アリ。
健康のことだけで考えたら、別で寝た方がいいと思う。
妻は、分けたくない。
なんだか寂しいから。
そのときのやりとり
問い②を読み上げる前に、夫は先に答えを言っていました。
夫「でもね、俺は全然ありだと思うんですよ。夫婦別で寝るの。」(録音 01:42)
理由は、健康のことです。
人は一人で寝るのが一番、睡眠の質が良くなる。
そういう話を聞いたことがある、と夫は言いました。
同じ部屋でもできるのでは、という声が出ると、夫はこう言い直しました。
夫「いやだから同じ空間じゃなくて全く別でってこと」(録音 02:12)
話は、ベッドのことに移りました。
夫「あのダブルベッドで2人で寝るっていうのはおすすめしない」(録音 02:39)
夫「狭いよ」(録音 02:55)
妻「それはさ 私たちの体がでかいからだよ」(録音 02:56)
夫の好みは、同じ部屋でも寝具を分けることでした。
夫「同じ部屋でもセミダブル2枚敷いて寝るとか」(録音 03:07)
これは、夫個人の考えです。
そこで、問い②を読み上げました。
妻の答えは、分けたくない、でした。
なんだか寂しいから、という理由です。
夫は、その答えをこう受けました。
夫「それは心の健康の方だよね。」(録音 03:34)
夫「それはそれで、それもいいと思うし。」(録音 03:38)
私たちの論点
夫は、妻の「寂しい」を打ち消さなかった
健康のためならアリ、と言った夫は、寂しいから分けたくない、という妻の答えも、それもいい、と受けました。
妻のほうも、別室の良さが健康のことにあるのは分かっていました。
妻「体の健康なんだろうね。やっぱり音とか、そういう。」(録音 03:42)
夫は、振動などで起きることがあるらしい、とも話しました。
これも、夫が聞いた話です。
だから、この答えになりました
夫は、健康のことで考えればアリ。
妻は、寂しいから分けたくない。
夫は、妻の答えを打ち消しませんでした。
妻は、ダブルベッドが狭いのは私たちの体が大きいから、と押し返しつつ、別室の良さは健康のことだと受けていました。
お悩み③ 別室にすると、何が良くて何が困る?
うちの答え
良いのは、体の健康のこと。
困るのは、寂しいことと、部屋が足りないこと。
そのときのやりとり
良いことは、②で出た健康のことでした。
困ることを聞くと、妻がまず確かめました。
妻「じゃあ困ることはないってこと?」(録音 04:19)
夫「困ることは寂しいぐらい」(録音 04:22)
②で寂しいと言ったのは妻でした。
③で、困るのは寂しいぐらい、と言ったのは夫でした。
夫はこのあと、もう一度、寂しい、とくり返しています。
妻は、困ることはない、と答えたうえで、別のことに気づきました。
妻「そうだね、起きれないとかもないしね 困ることはないね」(録音 04:24)
妻「部屋が足りない」(録音 04:30)
夫「ああ、それだね、それはある 部屋は足りないよ」(録音 04:31)
我が家は、上の子たちが自分の部屋で寝るようになりました。
下の子は、まだ夫婦と一緒に寝ています。
別室にするとしても、まず部屋が足りません。
私たちの論点
いびきのこと
別室と聞くと、いびきの話になりがちです。
我が家でも、夫が自分から言いました。
夫「俺はなんかやっぱ自分のいびきがうるさいのは知ってるから。 申し訳ないなぁとは思う。」(録音 05:30)
妻は、もう平気、聞こえていても寝れるようになった、と答えました。
いびきの話は、前の回でくわしく話しています。
→ いびき・生活音の回
老後に、自分の部屋を持つのは
部屋が足りない、の話から、老後の話になりました。
子どもたちが全員育ったら、自分の部屋を持つのもいいかもね、と妻が言います。
夫「それはそうでしょう。ありだよ。そこで寝る、寝ないは別に自由だけど。」(録音 05:17)
妻「たまに一緒に寝たりしちゃうね。 それはそれでありだね。」(録音 05:24)
だから、この答えになりました
別室の良さは、健康のこと。
困るのは、夫も口にした寂しさと、今の家では部屋が足りないこと。
お悩み④ 別室にすると夫婦仲が悪い、と言われるけど?
うちの答え
仲が悪いとは思わない。
仕事の都合で別室にするのも、全然あり。
家庭の自由でいい。
そのときのやりとり
問い④を読み上げると、妻はすぐにこう答えました。
妻「別に悪いとは思わないね 仲悪い人でも一緒に寝てる人も多いしね」(録音 06:13)
夫も、別に悪いとは思わない、全然いいんじゃない、と答えました。
身近にも、別室で寝ている人がいました。
夫「知り合いというか親でしょ」(録音 07:01)
妻「まあ親もそうだけど」(録音 07:03)
妻「いるよ ソファーで寝てるって」(録音 07:06)
親も別室です。
知り合いには、ソファーで寝ている夫婦もいます。
妻は、こうも言いました。
妻「でもやっぱ仕事の関係とかで別室するのは全然ありだよね」(録音 07:17)
妻「例えばどっちか、夜勤とかでさ。」(録音 07:22)
妻「朝の時間が違うとかだったら。」(録音 07:25)
私たちの論点
世の中では、どうなのか
先ほどの積水ハウスの調査(2022年)には、別室にした理由も出ています。
別々の部屋で寝ている人に聞くと、「相手のいびき・歯ぎしり・寝言」が29.6%、「生活時間のずれ」が28.1%、「1人の時間を持ちたい」が27.6%でした。
上の3つの差は、1〜2ポイントです。
いびきだけでなく、時間のずれや一人の時間も、同じくらい理由になっています。
同じ調査で、夫婦仲が良いと答えた人を見ると、同じ部屋で寝ている人が74.4%でした(全体では65.8%)。
一方で、別々の部屋で寝ている人の83.7%は、このまま別々の寝室で寝たい、と答えています。
仲が良い人ほど同じ部屋が多い。
別室の人の多くは、別室のままがいい。
どちらも本当の数字です。
ただ、別室にしたから仲が変わったのか、仲で寝方が変わったのか、その向きはこの調査からは分かりません。
仲が悪くて別室なら?
話の終わりに、夫がこう言いかけました。
夫「全然ありだと思うけど それがだからやっぱさ仲悪くてだったら」(録音 10:10)
夫「ちょっとまあ問題あるのかなぁ」(録音 10:16)
妻は、すぐに返しました。
妻「ないんじゃない別に」(録音 10:18)
妻「別で寝たところで 何も無くない」(録音 10:25)
仲が悪いなら、別室にした方がストレスが減っていいのでは、と妻は続けました。
夫「一緒にいる方がストレスだったら」(録音 10:37)
夫も、そこにうなずきました。
妻の答えは、こうでした。
妻「そこはもう家庭の自由でいいと思います 一緒に寝るから何かいいわけでもない」(録音 10:51)
家ごと分けて暮らしている夫婦も
妻の知り合いには、家ごと分けて暮らしている夫婦もいます。
その夫婦も、仲良しです。
妻「別に仲良しだしね、いいと思います。」(録音 12:08)
だから、この答えになりました
別室で寝ることが、仲の悪さだとは思いません。
一緒に寝るか、分けて寝るかは、家庭の自由です。
お悩み⑤ これから先は、どうしたい?
うちの答え
しばらくは、このまま。
子どもたちが全員家を出たら、週に1回くらいは別の部屋で寝る日があるかも。
そのときのやりとり
これから先の話は、まず「このまま」から始まりました。
妻「しばらく私はこのままで。」(録音 07:37)
夫「まあ、このままだろうな。」(録音 07:39)
部屋が足りないのは、③で話したとおりです。
その先の話は、妻がこう置きました。
妻「まあだからそれは老後の楽しみでいいんじゃないですか」(録音 08:19)
夫は、一人で寝ても、とくにしたいことはない、と言います。
夫「一人で寝たからって何がっていうのはないよね ゆっくりテレビが見たいとかもないし」(録音 08:26)
一人で寝ても、とくにしたいことはない。
夫のこの答えは、ひとりの時間の回とも同じ向きです。
→ ひとりの時間の回
妻の考えは、少し違いました。
妻「違うよ、だからなんか非日常を味わうだよ」(録音 08:39)
夫「あ、そういうね、たまにってこと?」(録音 08:43)
妻「別に一人で何しようってのはないわけよ」(録音 08:47)
一人で何かをしたいわけではない。
たまに、いつもと違う夜を過ごしてみたい。
妻の言う「楽しみ」は、そういうものでした。
ところが、ここで妻が、一人だと寝れないかも、と言い出しました。
妻「なんか寂しくて」(録音 08:56)
夫「分かんないよ、もうぐーすか寝てるそうだけどね」(録音 09:01)
そのうえで、妻はこれから先をこうまとめました。
妻「まあこれから先は しばらくはこのままで」(録音 09:38)
妻「子供たち全員出てったら」(録音 09:43)
子どもたちが全員家を出たら、週に1回くらいは別の部屋で寝る日があるかもしれない。
テントで寝るみたいで、ワクワクしそう。
そんなふうに、二人で話がふくらんでいきました。
夫「ソロキャン」(録音 10:01)
私たちの論点
「分けたくない」も「楽しみ」も、妻の本音
②で、妻は寂しいから分けたくない、と答えました。
⑤で、妻は老後のたまの別室を楽しみにしていました。
毎晩、別の部屋で寝たいわけではない。
たまに、いつもと違う夜を味わってみたい。
妻の中では、この2つは並んでいました。
夫婦二人の時間をどう作るかは、別の回でも話しています。
→ 夫婦二人の時間の回
だから、この答えになりました
しばらくは、今のまま同じ部屋で。
子どもたちが全員家を出たら、たまの別室を、テントのように楽しめたらいい。
通しての結論
「別室は寂しい、と言う我が家。でも妻は、老後のたまの別室を楽しみにしている」
夫は、健康のことだけで考えれば、別室はアリだと言いました。
妻は、寂しいから分けたくない、と言いました。
夫も、困るのは寂しさだと言いました。
それでも我が家は、別室で寝る夫婦を、仲が悪いとは思っていません。
親も別室です。
ソファーで寝ている知り合いの夫婦も、家ごと分けて暮らしている仲良しの夫婦もいます。
そして、分けたくないと言っていた妻は、話の終わりには、老後のたまの別室を楽しみにしていました。
毎晩ではなく、たまに。
いつもと違う夜を味わってみたい。
そう言いながら、一人だと寝れないかも、と寂しさも口にしていました。
分けたくない気持ちも、老後のたまの別室を楽しみにする気持ちも、妻の中に両方ありました。
世の中では、どうなのか
イギリスで、一緒に寝ている46組を8晩調べた研究があります(Pankhurst & Horne、1994年。夫婦に限らない)。
一緒に寝ると、相手がいない夜より体の動きは増えていました。
それでも多くの人は、相手がいる方がよく眠れた、と答えています。
我が家で出た「寂しい」も、そこに近いのかもしれません。
一緒に寝るのと分けて寝るのと、どちらが正しい、という話ではないのだと思います。
妻が言ったとおり、家庭の自由です。
今日の行動をひとつ
今夜、寝る前に、「もし別の部屋で寝るとしたら、どう思う?」と、相手に聞いてみてください。
寂しい、と答えるかもしれません。
体のためならアリ、と答えるかもしれません。
我が家のように、たまになら、という答えが出てくるかもしれません。
夫婦は他人。一人だと寝れないかもと言う妻。でも夫いわく、きっとぐーすか寝ているだろう、と。
※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!
→ 妻が、夫のいいところを1本にまとめました。
言っても変わらない妻に、夫がしたこと。相手を変えない捉え方(有料note・300円)はこちら → https://note.com/fufuhatanin/n/n24558fdb8b8a
→ うちが食卓で話してきたお題を、42問にまとめました。
改めて知る、パートナーの価値観。夫婦で話すお題42問(有料note・300円)はこちら → https://note.com/fufuhatanin/n/nc0f0f5348a26


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