どうも、「夫婦は他人」のプー太(夫)とプー子(妻)です。
私たちは夜な夜な、食卓に録音機を置いて、テーマに沿って、仲良し夫婦が本音をしゃべっています。私たち夫婦のリアルの会話。台本なし、創作なし、やらせなし。
夫婦仲・人間関係でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
(録音① 03:19)は「1本目の録音の、開始から3分19秒に飛び出した発言」のしるし。——今日も、時刻つきの証拠つきでお届けします。
結婚前の同棲について話した結果、二人の答えは「したほうがいい」「しといたほうが相手のことを知れていい」でした(録音② 10:10・10:13)。ただし夫は、条件を1つ付けています。
この日は「結婚前に、同棲したほうがいいか」をお題に決めて、順番に答えていく形で録音しました。世間でよくあるお悩みに、「うちはどうか」で答えてみた回です。
先に、お断りしておきます
うちの同棲は、プロポーズのあとに始めた同棲でした。
夫「そういう感じの同棲じゃないからね、うちは。」(録音② 00:22)
夫「もう半分だから結婚してるような状態だったので」(録音② 00:26)
結婚するかどうかを見きわめるために住んだのではなく、結婚すると決まったあとに、籍を入れる前から一緒に住みはじめた、という順番です。これから同棲を考えている方とは前提が違うかもしれないことを、先にお伝えしておきます。
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」(2021年6月30日現在/初婚どうしの夫婦5,482組)によると、結婚する前に同棲をしていた期間があった夫婦は25.2%でした(単純集計表・確認日 2026-09-16)。
⚠️ ただし、これを「いま結婚する人の4人に1人」と読むのは間違いです。 この調査の対象は妻が55歳未満の夫婦なので、1980年代に結婚した夫婦から2010年代に結婚した夫婦までが、ひとつの数字にまざっています(結婚した年ごとの内訳は公開されていません)。
同棲していた期間は、12〜17か月がいちばん多くて24.2%(同じ調査。回答したのは同棲期間があった1,380組)。集計表から計算すると、1年半未満で結婚した夫婦が63.6%でした。
そして、「同棲すると離婚しやすいのか、しにくいのか」は、日本のデータでは分かっていません。 人口動態統計は「結婚前に同棲していたか」を記録していないからです。学会誌に載った研究では、同棲の有無で結婚生活の満足度に差は確認できなかった、とされています(渡辺 2020・家族社会学研究32巻2号。抄録で確認・確認日 2026-09-16)。
数字で決着がつかない話なので、ここから先は、うちの実際の話です。
※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!
よくあるお悩み/うちの答え
- ① 結婚前に、同棲したほうがいい?:二人とも、したほうがいい、でした。理由は、相手の価値観を知れるから。ただし夫は、始める時点で期限を決めておく、という条件を付け、妻は「歳によらない?それ」と返しました
- ② 住んでみて、何が分かった?:合わないところは、特に無い、でした。まず出てきたのはお風呂に入る時間帯の話、そのあと料理の話。ある人の同棲の話(お寿司の醤油を持ち帰る、シャンプーを水で薄める)からは、お金にまつわる習慣は性格だから直らない、という話になりました
- ③ 同棲から結婚で、何か変わった?:「本当に何も変わんない」でした。変わったのは仕事と子どもと住む場所くらい、という話も出ました
そして、3つを通しての結論は 「二人の答えは、したほうがいい。ただし夫は、始めるときに期限を決めておこう、と付け足しました」 →【夫婦は他人。だから、一緒に住んでみて、相手の価値観を先に知っておくのもいい。】
うちが同棲することになった流れ
うちの順番です。出会ったその日に付き合って、半年後にプロポーズ、1年記念日に入籍(録音① 00:59・01:19)。同棲を始めたのは、プロポーズの翌々月でした。
夫「12月の終わりにプロポーズで、1月中に物件探しをして決めて」(録音① 02:51)
夫「2月の頭3日とかそのぐらいから多分同棲」(録音① 03:00)
どうしてそうなったのか。妻の答えは、とてもシンプルでした。
妻「なんか一緒にいたかったよねとりあえず」(録音① 03:16)
結婚前に相性を確かめよう、という話ではありませんでした。
お金を貯める口座は、妻の名義で作りました
付き合って3か月くらいで、この子と結婚するだろうな、と思っていた、と夫(録音① 01:32・01:37)。
夫「だから2人で一緒にお金貯めませんっていう」(録音① 01:45)
夫「あなたのお母さんに」(録音① 02:02)
妻の母に、怪しい、と心配されました(録音① 02:10)。
夫「持ち逃げする的な」(録音① 02:18)
夫「心配をされたから」(録音① 02:20)
夫は、そういうつもりは全くなかった、と話しています(録音① 02:13)。そのうえで、こう決めました。
夫「あなたの名前で作ってくれ」(録音① 02:26)
そう言って、妻の名義で作ってもらいました(録音① 02:29・02:30)。口座で貯めた資金をもとでに、アパートを借りています(録音① 02:37・02:44)。言い分をぶつけ合うのではなく、条件のほうを変えて着地した形です。結婚前の二人が一緒にお金を貯めると聞けば、心配されるのも無理はありません。
→ 口座をそのあとどう使っているかは、お金の回で書きました。夫婦のお金のルールの回
お悩み① 結婚前に、同棲したほうがいい?
うちの答え
二人とも、したほうがいい、でした。理由は、相手の価値観を知れるから、で一致しています。ただし夫は、始める時点で期限を決めておく、という条件を足し、妻は「歳によらない?それ」と返しました。
そのときのやりとり
妻「私は絶対にした方がいいと思う 同棲を最初に」(録音② 01:28)
夫「そういう価値観がある」(録音② 07:51)
妻「そうした方がいいね」(録音② 07:55)
私たちの論点
先に答えたのは妻でした。「私は絶対にした方がいいと思う」(録音② 01:28)。
一瞬のために、一生を委ねるのか
妻「でもいろんな考え方あるよね結婚してからの楽しみにとっておきたい でもさその一瞬だけのためにさその一生を委ねるのって思っちゃうけどね」(録音② 01:53)
妻「一瞬の数年のね楽しみのためにさ やっぱさ根本的に」(録音② 02:04)
妻「合わない価値観とかあるしね 他人だから」(録音② 02:12)
結婚してからの楽しみにとっておきたい、という考え方があることは、妻も分かっています。そのうえで、その一瞬のために一生を委ねるのか、と言いました。
合わない価値観は、ある。他人だから。——このブログの名前が、そのまま出てきた一言です。
夫の理由も、価値観でした
ずっとあとになって、夫が同じところに着きます。
夫「そういう価値観がある」(録音② 07:51)
夫「知れるから」(録音② 07:53)
妻「そうした方がいいね」(録音② 07:55)
夫「同棲は」(録音② 07:57)
夫が言い、妻が受け、夫が言葉を足して、一つの文になりました。 理由まで含めて、ここは二人とも同じです。
ここから、割れます
夫が「ただ」と続けました。
夫「だらだらと」(録音② 08:04)
夫「同棲のままでよくね?みたいになるのが嫌だ」(録音② 08:08)
夫「スタートの時点で」(録音② 08:14)
夫「何ヶ月かねってそこで最終判断にしましょうっていう」(録音② 08:16)
始める時点で、何か月後に最終判断するかを決めておく、というのが夫の条件です。
夫「ただ好きだから一緒にいたいみたいな感じでやっちゃうと」(録音② 08:25)
夫「ダラダラ行く可能性あるぞとは」(録音② 08:29)
妻は、歳によらないか、と問い返しました
夫の条件に、妻はまず問い返しました。
妻「でもさそういうの多くない?」(録音② 08:31)
妻「歳によらない?それ」(録音② 08:34)
そして、合流しました
少しあとで、妻はこう続けています。
妻「歳を取ってからするのであれば」(録音② 09:16)
妻「そこはもう条件にした方がいい」(録音② 09:18)
歳を取ってから始めるなら、期限は条件にしたほうがいい。 妻は、夫の条件をここで受け取っています。
だから、この答えになりました
したほうがいい。理由は、相手の価値観を知れるから。 そして、期限を先に決めておくかどうかは、始める歳による——これが、うちの着いた形です。
お悩み② 住んでみて、何が分かった?
うちの答え
合わないところは、特に無い、でした。 問いを受けてまず出てきたのは、お風呂に入る時間帯の話です。そのあと、特にないね、という話になり、料理の話も出ました。ある人の同棲の話(お寿司の醤油を持ち帰る、シャンプーを水で薄める)からは、お金にまつわる習慣は性格だから直らない、という話になりました。
そのときのやりとり
妻「私はもう夜にお風呂入らない」(録音① 04:28)
妻「別にないよね」(録音① 06:44)
夫「それも性格だから直んないしね」(録音② 05:39)
私たちの論点
住んでみて初めて分かったことはある?という問いに、うちで最初に出てきたのは、お風呂の話でした。
お風呂は、夜か、朝か
先に言い出したのは夫でした。妻は朝シャン派だった、と(録音① 04:26)。
妻「私はもう夜にお風呂入らない」(録音① 04:28)
妻「今でもうちの家の両親はそうなんですけど」(録音① 04:32)
妻「なんか小さい頃から朝に風呂に入るっていう文化が根付いていて」(録音① 04:37)
妻「それはでも結婚同棲してから変わったのかな」(録音① 04:44)
妻の実家は、朝に入る家でした。 一緒に住みはじめてから変わったのかな、と妻は言います。夫のほうは、こう言っています。
夫「別に俺が夜派だったからだけじゃない」(録音① 04:52)
夫「かといってそれがすごい嫌だとかもなかったけど」(録音① 04:57)
特にないね、になりました
そのあと話は、特にないかな、という方向に進みます(録音① 06:30)。
妻「別にないよね」(録音① 06:44)
嫌だったこともないし、性格も結構似ているから、という話も出ました(録音① 06:47)。
料理を見て、夫が驚いていました
それまで料理といえば自分の母親しか知らないのではないか、と夫は言います(録音① 07:51)。
夫「俺は姉ちゃんいるからだけど、料理、やっぱすげーなって思った。」(録音① 07:59)
妻「あ、そう。それ嬉しい。」(録音① 08:05)
夫「マジすげーなって思って。」(録音① 08:21)
30分で何品も、どんと作られたのを見たときだった、と夫(録音① 08:13)。
夫「2口コンロと、あとだから炊飯器と電子レンジと」(録音① 08:36)
夫「その辺を駆使して、ぱって30分で」(録音① 08:40)
作り置きができあがったのが、すごかった(録音① 08:44)。
お金にまつわる習慣は、言っても直らない
妻が、ある人の同棲の話を出しました。同棲してみて分かったこと、として出てきた話です(録音② 03:58)。
妻「冷蔵庫の中にね、あの、スーパーのね、お寿司のね、醤油がいっぱい入ってたんだって。」(録音② 02:51)
妻「そして、普通に買い物とか行った時も、お寿司を買わないのにね、それをね、めっちゃね、取るんだって。」(録音② 03:13)
妻「とか、洗剤とかシャンプー、シャンプーとかも、全部すっごい薄めてあった。水で薄めてね。」(録音② 03:49)
言えば直るのか、というと、そうでもなかったそうです。
妻「もう私が全部は新品を買うからって」(録音② 05:23)
妻「今すぐやめてって」(録音② 05:27)
妻「買ったやつを置いてあったんだって」(録音② 05:32)
妻「もったいないからって言って」(録音② 05:33)
新品を買っても、もったいないからと言って、使わずに置いてあった。ここで夫が一言。
夫「それも性格だから直んないしね」(録音② 05:39)
妻「もしかしたら親もそうなわけじゃん」(録音② 05:44)
そういう習慣で、もしかしたら親もそう。妻はそう続けました(録音② 05:42・05:44)。
うちにも、同じずれがありました
妻が、自分のことを言い出します。
妻「私もう残ったリンスを水で溶かして薄めて伸ばすみたいなのもすごい嫌だもん」(録音② 07:21)
夫「それうちの親やってるかも」(録音② 07:28)
妻「うちの親もやってるそれ」(録音② 07:31)
夫が自分の親の話をして、妻も自分の親の話をしました。どちらの家も同じです。
妻「絶対中で菌が繁殖してると思わない」(録音② 07:37)
夫「そこまで俺も気にしてはないけど」(録音② 07:40)
ここで、うちの二人の感じ方はずれています。 妻は嫌で、夫はそこまで気にしていない。
このずれを見つけた直後に、夫があの一言を言います。「そういう価値観がある」「知れるから」(録音② 07:51・07:53)。
ずれを見つけたこと自体が、「同棲したほうがいい」の答えになっていました。
だから、この答えになりました
うちの場合、住んでみて分かった合わないところは、特にありませんでした。 お風呂の時間帯は、住みはじめてから変わったのかな、と妻は言っています。
そのかわり、住んでみないと見えない価値観のずれがある、という話になりました。 そういう習慣は性格だから直らない、と夫は言っています(録音② 05:39)。
※ 暮らしの中のずれを、うちがそのあとどうしてきたかは、別の回で書いています。→ いびきと生活音の回→ 「ありがとう」の回(掃除と整頓の話)
お悩み③ 同棲から結婚で、何か変わった?
うちの答え
「本当に何も変わんない」でした。
そのときのやりとり
夫「本当に何も変わんない」(録音① 16:25)
妻「現在進行形で変わっていない?」(録音② 00:59)
妻「お互い歳をとってふけたぐらいかな。変わったことといえば。」(録音② 01:08)
私たちの論点
同棲していたときと結婚してからで何か変わった?——二人の答えは「何も変わんない」でした(録音① 16:25・16:32)。
変わったのは仕事と子どもと住む場所くらい、という話も出ました(録音① 16:14・16:17)。
変わったのは、歳をとってふけたこと。 妻の答えは、そこでした(録音② 01:08)。
プロポーズのあとの同棲だったから、かもしれません
プロポーズのあとに住みはじめた、という順番も関係しているのかもしれません。 半分もう結婚しているような状態だった、と夫は言っています(録音② 00:26)。
それでも、覚えている一言があります
同棲を始めたころのことで、いまでも覚えている、と妻が言い出しました。
妻「なんかすごい今でも覚えてるのはさあ」(録音① 03:19)
妻「あなたが遊びに行って」(録音① 03:21)
妻「帰りに一緒の家に帰れるのがすごい」(録音① 03:24)
妻「幸せって言ったのをすごい」(録音① 03:27)
妻「なんかね覚えてます」(録音① 03:29)
夫が遊びに行った、その帰りに、同じ家に帰れる。 それが幸せだと夫が言ったのを、妻は覚えている。
夫「俺もそれは覚えてる」(録音① 03:30)
夫も覚えていました。
夫「最初、お付き合いしてる時は、お家に送りに行って、そこから帰るとかがあったのじゃない?」(録音① 03:49)
夫「なんか同じ家に帰ってきて まだ一緒にいるみたいな」(録音① 04:00)
夫「それがすごい嬉しかった」(録音① 04:05)
送っていって、そこから自分の家に帰る。それが、同じ家に帰ってきて、まだ一緒にいる形に変わりました。
夫「今もそれはあんま変わんないけどね」(録音① 04:10)
だから、この答えになりました
同棲から結婚で、うちは何も変わりませんでした。 同棲を始めたときに嬉しかったことも、いまもあまり変わっていない、と夫は言います。
3つを通しての結論
「二人の答えは、したほうがいい。ただし夫は、始めるときに期限を決めておこう、と付け足しました」——【夫婦は他人。だから、一緒に住んでみて、相手の価値観を先に知っておくのもいい。】
締めの一言で、妻が盛大に言い間違えました。
妻「妻も夫も一致で同棲前に結婚したほうがいい」(録音② 10:00)
夫「逆だよ」(録音② 10:06)
妻「結婚前に同棲はしたほうがいい」(録音② 10:10)
夫「しといたほうが相手のことを知れて」(録音② 10:13)
言い直したほうが、うちの答えです。
まとめ
- ⛔ うちの同棲は、プロポーズのあとに始めた同棲です(録音② 00:22・00:26)。結婚するかどうかを見きわめるために住んだのではありません
- ① 二人とも、したほうがいい、でした。理由は、相手の価値観を知れるから(録音② 01:28・07:51・07:53・07:55)。ただし夫は、始める時点で何か月後に最終判断するかを決めておく、と条件を足し(録音② 08:14・08:16)、妻は、歳を取ってからするならそこは条件にしたほうがいい、と受けました(録音② 09:16・09:18)
- ② 住んでみて分かった合わないところは、特にありませんでした(録音① 06:44)。まず出てきたのはお風呂の時間帯(録音① 04:28・04:44)、そのあと料理への驚き(録音① 07:59・08:21)。ある人の同棲の話(お寿司の醤油を持ち帰る、シャンプーを水で薄める)からは、お金にまつわる習慣は性格だから直らない、という話になりました(録音② 05:39)。うちでも、リンスを水で薄めることへの感じ方がずれていました(録音② 07:21・07:40)
- ③ 同棲から結婚で、「本当に何も変わんない」(録音① 16:25)。変わったのは、歳をとってふけたこと(録音② 01:08)。遊びに行った帰りに同じ家へ帰れる嬉しさは、いまもあまり変わっていない、と夫は言います(録音① 03:24・04:10)
今日の行動をひとつ
一緒に住もうか、という話が出たら、その日のうちに、いつまでに決めるかも話してみてください(録音② 08:16)。
もう住んでいる方は、相手の習慣で引っかかったことを、1つ思い出してみてください(録音② 07:21)。引っかかったこと自体が、住んでみた成果です。
ほかの回
私たち二人の実際の会話は、動画でも公開しています
どちらも、この記事とは別の日に話したものです。
※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!

