今回のテーマは【ダイエット中なのに、休みの日に食べてしまう】です。よくあるお悩みに私たち夫婦の意見を述べました。

「夫婦は他人」のカード画像。妻の発言「あなた背負ってるよね その十字架を」(録音02:19)と、テーマ「ダイエット中なのに、休みの日に食べてしまう」が書かれている。 話し合い

どうも、「夫婦は他人」のプー太(夫)とプー子(妻)です。

私たちは夜な夜な、食卓に録音機を置いて、仲良し夫婦が本音をしゃべっています。私たち夫婦のリアルの会話。台本なし、創作なし、やらせなし。

夫婦仲・人間関係でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。

(録音 01:06)は「録音開始から1分6秒に飛び出した発言」のしるし。——今日も、時刻つきの証拠つきでお届けします。

平日は、順調なんです。我慢ですらない。普通に足りている。それが休みの日になると、気づけば食卓でしっかり食べている。空腹だった記憶はないのに。——ありませんか、こういうの。今回は「ダイエット中なのに、休みの日に食べてしまう」がテーマです。

今回は、ダイエット中の夫に妻が近況を聞くところから始まった、ある日の食卓の会話をそのまま持ってきました。先に言ってしまうと、犯人は食欲ではありませんでした。夫の思い込みでした。しかも、誰にも頼まれていないやつです。 本人はそれを「務め」だと思っていました。妻は、ものまねで返しました。この記事の見どころは、そのものまねです。

※テーマはいつでも募集中!ぜひコメントください!

よくあるお悩み/うちの答え

よくあるお悩みうちの答え
① ダイエット中なのに、休みの日に食べてしまうのはなぜ?犯人は食欲ではなく、”食べないと妻が悲しむ”という夫の思い込みでした。頼んだ人は、いません
② その”食べないと悲しむ”、本当に頼まれてる?頼まれていませんでした。それどころか「もういいんじゃない?」で、クビになりました
③ “しっかり食べなきゃ”は、どこから来た?育った家の”普通”でした。体のほうが、先に卒業していました

そして、3つを通しての結論は 「ダイエットの敵は、食欲じゃなくて、思い込みでした」 →【だから、もういいんじゃない、から!】


お悩み① ダイエット中なのに、休みの日に食べてしまうのはなぜ?

うちの答え

犯人は食欲ではなく、”食べないと妻が悲しむ”という夫の思い込みでした。頼んだ人は、いません。

そのときのやりとり(発言順)

「昨日はさ、結構食べたじゃん」(録音 01:06)

「最近さ、減らしてるけどさ、どう?」(録音 01:11)

「やっぱり胃は戻らない?全然」(録音 01:15)

妻「結構満足できるの、おにぎり。あの大きさの2個と、あれで」(録音 01:21)

夫「平日はね、十分なんですよ」(録音 01:26)

夫「休みの日に暴走すんだよ」(録音 01:39)

「でも家にいる時もさ平気じゃん」(録音 01:42)

夫「俺が食べないと、あなたが悲しそうな顔をするのがね。ちょっと心苦しいんだよ」(録音 02:05)

私たちの論点

夫はいま、ダイエットで食べる量を減らしています。妻が近況を聞いてくれました。結果、順調なんです。おにぎり2個で満足できる。平日は十分。「やっぱり胃は戻らない?」と聞かれる側になりました。聞かれ方からして、もう順調です。えらい。

問題は、その直後です。「休みの日に暴走すんだよ」。順調な報告の直後に、暴走の自白。自白が早い。しかも「でも家にいる時もさ平気じゃん」と、暴走説を揺るがす目撃証言まで出ました。平日は足りている。家では平気。この時点で、容疑者リストから食欲が消えました。じゃあ休みの日に食べさせていたのは、誰だ。

追い詰められた夫が白状したのが、02:05です。食べていた理由は、自分の食欲ではなく、妻の「悲しそうな顔」。ダイエットの近況を聞いていただけなのに、急に愛の話が始まりました。妻は、近況を聞いただけです。

だから、この答えになりました

おにぎり2個で足りる。平日は十分。体のダイエットは、ちゃんと進んでいました。 進んでいなかったのは、頭の中です。休みの日に食べていたのは、空腹のせいではなく、”食べないと妻が悲しむ”という思い込みのせいでした。

つまり、ダイエットの敵は冷蔵庫の中にはいませんでした。夫の頭の中に住んでいました。家賃も入れずに。


お悩み② その”食べないと悲しむ”、本当に頼まれてる?

うちの答え

頼まれていませんでした。それどころか「もういいんじゃない?」で、クビになりました。

そのときのやりとり(発言順)

妻「夫の務めみたいな感じでなんか思ってるよね。あなた背負ってるよねその十字架を」(録音 02:15)

妻「俺がご飯をいっぱい食べないと、食べないと妻が悲しむみたいなさ」(録音 02:23)

妻「もういいんじゃない? バトンタッチできるかもしれないよ。子供が大きくなれば」(録音 02:30)

夫「子供が大きくなればね。食わないでしょ、うちの子供」(録音 02:35)

妻「食わないんだよ」(録音 02:37)

私たちの論点

夫の白状に返ってきたのが、「務め」と「十字架」でした。食卓に、十字架。重い。いや、勝手に背負ったのは夫です。発注した人はいません。納品先もありません。

そして02:23。この回の最大の見せ場です。妻が、夫の心の中の言葉を、ものまねで再現しました(「俺が」と言っていますが、話しているのは妻です)。つまり夫がダイエットを止めてまで守っていた”言い訳”は、とっくに妻にバレていました。それも、口調ごと再現できる精度でバレていました。もはやバレているというより、持ちネタです。本人の目の前で、本人の言い訳が、本人の口調で上演される。夫はそれを、聞いているしかありません。

整理しましょう。うちの夫は、①ダイエット中なのに休みの日に暴走し、②その理由が妻の「悲しそうな顔」で、③その妻から「もういいんじゃない?」とあっさり降ろされ、④おまけに言い訳を口調ごとものまねされている。 四段構えです。

そして妻の降ろし方をよく見てください。「もういいんじゃない?」に続けて、「バトンタッチできるかもしれないよ」。つまり妻の”食べてほしい”は、夫個人への指名ですらありませんでした。 引き継ぎ可能な業務でした。後任は子供で構わなかったのです(なお、その後任候補は「食わないでしょ」の一言で、着任前に退職しました)。

だから、この答えになりました

夫は、誰にも頼まれていない務めに、ひとりで応募して、ひとりで採用されて、ひとりでダイエットの邪魔をしていました。 登場人物、最初から最後まで一人です。そこへ妻から出たのが、正式な終了のお知らせでした。クビです。ただし、円満なほうのクビです。

だったら、休みの日に無理して食べる理由は、もうありません。 「もういいんじゃない?」は、ダイエット中の夫への、いちばんの応援でした。

★ じゃあ、あの”悲しそうな顔”は何だったのか

「今日だってなんかお昼のうどん。うどんにしたんだって、うどんが残ってたから。本当は今日スパゲティを作ろうと思ったのに」(録音 02:45)

「うわぁ、うどんなんか残ってるわぁと思って。でもこれじゃ足んないけど、でもこれ残したところでしょうがないわぁと思ってさぁ」(録音 02:54)

すぐあとに出てきた、作る側の本音です。せっかく作っても、子供は食べない。残ったうどんで、スパゲティの計画が流れる。それでも「しょうがないわぁ」で受け止めている。

夫が見ていた”悲しそうな顔”の正体がこれなのかどうかは、録音の中では答え合わせされていません。ただ、確かなことはあります。作る側は、残ることには慣れていました。 夫が十字架つきで守っていた門に、立っている人はいませんでした。守衛さん、お疲れさまでした。(誰も雇っていませんし、よく見たら門もありませんでした)


お悩み③ “しっかり食べなきゃ”は、どこから来た?

うちの答え

育った家の”普通”でした。体のほうが、先に卒業していました。

そのときのやりとり(発言順)

「ご飯は食べてた? 太ってないにしても。小学校1,2年くらいだったら」(録音 03:25)

夫「覚えてないよ自分の小学校1,2年生」(録音 03:35)

「私覚えてる、結構夜ご飯の話とか」(録音 03:39)

「なんかもう私一人っ子だから」(録音 03:45)

「やっぱなんか異常なのかな?食欲が」(録音 07:29)

「なんか不安になっちゃうもんね」(録音 07:40)

夫「それがさ、当たり前だったとしたら、俺結婚してからもそうじゃない?」(録音 10:05)

「夜にそんなガッツリ食べるイメージもないよ、あなたはもう。だってさ、米を夜ご飯に食べるなんてことはないじゃん、ほぼ。炭水化物を」(録音 10:46)

妻「それピザやった時とかは食べるけどさ、なんかほら、ダイエットとか別にしてなくてもさ、がっつりご飯、味噌汁、おかずみたいなのはさ、私が作らないだけ? 元々は食べてた?」(録音 11:00)

夫「元々はそうだよね」(録音 11:13)

私たちの論点

「しっかり食べる」の基準はどこから来たのか。話は、子供の頃の食卓にさかのぼりました。夫は自分の小学校時代を覚えていません。「覚えてないよ」。潔い。清々しいほど手ぶらです。妻は一人っ子だったこともあり、当時の食卓をよく覚えていました。記憶まで、家の数だけあります。

ここからは、笑い話ではありません。同じ録音のもう少し進んだところ(録音 07:29)では、今度は妻自身の食欲への不安が出てきました。自分の食べる量が”普通”かどうかは、妻の側にも引っかかっていました。 基準に悩んでいたのは、夫だけではなかったのです。

そして話は、今の夫の食べ方に移ります。夫の中には”育った家ではこれが当たり前”という感覚があって、結婚後もそのままだと本人は思っていました。ところが妻から見ると、実際はもう違います。夜にがっつり米を食べる姿は、今は見ていません。実家から持ってきた”普通”を基準の席に座らせたまま、実際の食べ方だけが先に変わっていたわけです。気づいていないのは、また夫だけです。この記事、最初からずっとこの構図です。

最後にたどりついたのは、シンプルな確認でした。「元々は食べてた?」「元々はそうだよね」。 休みの日の暴走の謎が、実家の食卓で解けました。

だから、この答えになりました

夫が背負っていた”しっかり食べなきゃ”は、育った家で当たり前だった量を、今も基準にしていただけでした。体はとっくにおにぎり2個で満足する側へ進んでいたのに、基準だけが実家の食卓に座り続けていました。“普通”は、家の数だけあります。 昔の家の”普通”と背比べしながら食べる。そのダイエット、痩せるわけがなかったんですね。


3つを通しての結論

「ダイエットの敵は、食欲じゃなくて、思い込みでした」——【だから、もういいんじゃない、から!】

夫のダイエットは、体のほうは順調でした。邪魔をしていたのは、”食べないと妻が悲しむ”という思い込み。それは誰にも頼まれておらず、もとをたどれば、育った家の”普通”を今も基準にしていただけでした。並べてみましょう。夫は、実家から持ってきた基準で、妻が頼んでもいない務めのために、休みの日だけ食べていた。 文字にすると、なかなかの働きぶりです。もちろん、無給です。

そして降ろす許可は、「もういいんじゃない?」の一言で、とっくに出ていました。ダイエットで削るものは、食べる量だけではないのかもしれません。 うちの場合、いちばん重かったのは、誰にも頼まれていない”務め”のほうでした。

よくある質問

Q. 相手がしっかり食べてくれると、うれしいものではないですか?A. うれしいです。でも「うれしい」と「食べないと悲しむ」の間には、けっこうな距離があります。うちが気づいたのは、その距離を、夫が一人で全力で縮めて思い込んでいたということでした(録音 02:05/02:15)。往復した交通費は、出ません。

Q. ダイエット中なのに、つい食べてしまいます。A. うちの夫もそうでした。もし「自分の食欲のせいじゃない気がする」なら、食べている理由を、一度口に出してみてください。 うちの場合、口に出した瞬間、ものまねで返ってくるくらいバレていて、「もういいんじゃない?」の一言で降りました(録音 02:23/02:30)。背負っていた荷物、思っていたよりだいぶ軽かったです。

Q. 育った家の”普通”が違うと、揉めませんか?A. 違って当然、というところから始めると楽になります。うちは、子供の頃の食卓の記憶からしてすでに違いました(録音 03:35/03:39)。片方は覚えていて、片方はきれいさっぱり覚えていないくらいの違いです。同じ量が”普通”である必要はありません。

Q. 自分の食欲が減った・増えたことが心配になるときは?A. うちにもその場面がありました(録音 07:29/07:40)。ただ、急な食欲の変化や、体調が伴う心配ごとは、この記事の話とは別です。自己判断せず、かかりつけ医に相談してください。それは”務め”の話ではなく、体の話です。

まとめ

  • ① 休みの日に食べていたのは、空腹ではなく思い込みでした。 ダイエットの敵は、頭の中に住んでいました。家賃も入れずに
  • ② その務めは、誰にも頼まれていませんでした。 「もういいんじゃない?」で、円満にクビになりました
  • ③ “しっかり食べる”の基準は、育った家の”普通”でした。 体のほうが、先に卒業していました
  • “務め”は、口に出せば降ろせます。 うちのは、ものまねで返ってきて、そのまま降りました

今日の行動をひとつ

ダイエット中に、つい食べてしまいそうになったら、一度止めて、「これは自分の食欲か、それとも誰かのためか」を確かめてみてください。

もし「誰かのため」だったら、その相手に直接聞いてみてください。その”務め”、もう降ろしていいのかもしれません。 うちのは、「もういいんじゃない?」の一言で降りましたから。

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